九州最大の都市・福岡。アジアへの玄関口であり、福岡ソフトバンクホークスの本拠地。この街で、起きた、ホークスファンの二人が真実の愛とは何かを耳元で囁いてくれるラブストーリー。三浦早紀(伊藤裕子)と、ウェディングプランナーの亜美(加藤夏希)は、半年前に交通事故で両親を亡くした姉妹。そんな悲しみを乗り越え、たった二人の家族は、明るく暮らしていた。そんな二人を陰ながら支えてくれたのは、両親を担当した医師、岡部俊介(須賀貴匡)。密かに姉の早紀に思いを寄せていた岡部は、二人を夕食に誘う。その場所で、偶然、亜美は親友の中村百合(長谷部優)と出会い、同僚の安斎拓也(井坂俊哉)と近藤直樹(天野浩成)を紹介される。その後、初めてのデートで亜美と拓也は、大の福岡ソフトバンクホークスファンということで意気投合。二人で撮った記念の写真が携帯電話の待ち受け画面となり、お互い大切な相手として愛を育んでいくようになる。そんなある日、亜美のたった一人の家族、姉の早紀が結婚することになった。相手は、もちろん医師・岡部。早紀同様に、信頼できる大切な相手に恵まれ、両親の事故の傷は癒えているかに思われたが、亜美の体に異変が目立ち始める。電話で、そして、何気ない生活の中で、亜美の耳が聞こえにくくなっていたのだ。次第に不安を感じ始める亜美。検査の結果は、突発性難聴。両親を亡くしたショックが原因だった。治療は難しく、完全に聞こえなくなるまで残された時間はあとわずか。付き合い始めて1年半。拓也の仕事は忙しくなる一方。亜美と過ごす時間は削られ、亜美は自分の不安を相談することもできない。友人の百合に、耳が聞こえなくなることを告げる亜美。大切な拓也の重荷になりたくない亜美は「別れ」を決意したことを告げる。拓也の元に届けられた最後のメール。それは、亜美が永遠の別れ…「さよなら」を告げるものだった。百合から本当のことを教えられ、走り出す拓也。闇雲に街を走り、亜美を探す拓也。夜の福岡の街を走りながら、拓也は思う。これまで過ごしてきた時間を、そして本当に大切な存在である亜美のことを。果たして、二人は再び出会うことはできるのか? そして、このラブストーリーの結末は?
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